住宅ローンの返済に不安を感じた時part1

自宅を購入する際に銀行等より借り入れた住宅ローン。今の住宅ローンは年間の返済率の基準を税込み年収の35%程度に設定して貸し出しの可否を判断していますので、「簡単に借りることができた」と感じても、「実際の返済は思った以上にきつい!」と感じることも少なくないのではないでしょうか。

また、住宅ローンは「長期にわたり安定した収入があること」を前提としていますので、病気や勤務先の状況、リストラなどによる収入の減少や、想定外の教育資金や親族の介護などで返済が厳しいと感じられるようなことはだれにでも起こりうることといえるでしょう。
それでは、ローンの返済が厳しい・・・と思われたとき、具体的にどういう対処をしたらいいでしょう。

 

1. 生活費の収支を見直す

当たり前のことですが、家計における無駄がないか、削ることができる支出はないか、まずはここを振り返ることが基本です。
単にご主人のお小遣いを減らすなんてことではなくて、
具体的には、保険料は削減できないか、
光熱費や通信費等、生活上のランニングコストの削減の余地がないか、を振り返ってみることが大切です(例えば東京電力をエネオス電気に変更する、DoCoMoをUQモバイルに変更するなど)。
これらは手間がかかりますので結構面倒くさがってやっていない方も多いと思いますが、特に電気代や携帯電話代金等は月額10,000円以上、年間10万円以上も削減できることがあります。
また、保険料は生活スタイルに合わせて必要な保障金額を変えることにより無駄な支出を抑えられることが意外とあるものです。

 

2.金利の安い銀行への借り換えを試みる

いまだに低金利時代は続いていますので、住宅ローンの借り換えは場合によっては多額のメリットを受けることができます。
たとえば、【 残債3,000万円 金利1.48% 残期間 30年 月103,248円 】の住宅ローンを返済している場合、これを借り換えすると、【 残債3,050万円 金利
0.98% 残期間 30年 月 97,820円 】の返済に変えることができます。

諸費用を乗せるため残高は50万円ほど増えますが、一か月の負担額は5,428円減少、総返済額では195万円も得をします。
但し、借り換えは、今払っているローンに延滞を生じさせてしまうと、借り換え先の銀行の審査に支障が出る恐れがあります。借り換えを試みるなら、ローンを延滞する前に、早めに行動を起こすことが大事です。

 

3.一部借入返済を行う

預貯金がある場合、もしくは親族等からの支援が見込める場合は、一部繰り上げ返済は収支状況を良化させる極めて有効な方法です。例えば、残債が3,000万円で金利1.48%残期間30年のローンに100万円一部繰り上げ返済した場合、(返済年数を変えない場合)月の返済額で4,442円、総返済金額で1,238,000円の削減が図れます。但し、一部繰り上げ返済はもろ刃の剣です。たとえば、将来の子供の教育資金として用意しておいた300万円を一部繰り上げ返済した結果、15年後にその300万円の教育資金が不足し、教育ローンを金利5%で借り入れする羽目になったら本末転倒ですから、あくまでもライフサイクルに合わせた余剰資金を使うことを考えましょう。

 

 

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